５１２シリーズ

512シリーズは、かつてガラケー時代にテキスト入力が半角512文字までしか打ち込めなかったために仕方なく半角512文字以内で毎日1個、なんか文章を書くという縛りで始めた作品群です。
当初は本当に友達に向けた生存確認用のサイトでしかありませんでした。生きてることがわかればいいや、というような簡単な文章だったのが、やがて超短編と呼べそうな、物語のあるものに変わってきて、そのうち毎日１つ小さな物語を書こうというコンセプトになっていきました。
技術の進歩により途中で半角512文字縛りはなくなりましたが、縛りが楽しくなってきたのでそのまま続けました。
そのうちその512文字縛りのまま連載形式で長編も書き始めたりするのですが、そちらはさすがにもう少し読みやすい形で改稿したものを「旧サイト小説」のページに置いてあります。
当時は文字数を節約するためにカタカナや句点、句読点を半角にしていましたが、今ではただ読みづらいだけなので、ここでは全角に補正してお送りいたします。また、再録にあたって様々な理由でやむを得ず欠番とした作品や、言い回しを修正したものもいくつかあります。ご了承くださいませ。