竹長初期設定画

名前:竹長 滅(たけなが めつ)

《2年A組  寮:202号室(2階) 収監理由:『監禁罪』  灰髪に金色の眼をした囚人学生。指導者的な性格で、芸術的センスがない。また、首の刺青が特徴。2年B組に恩人がいる》
――囚人学生ったーさん結果より引用

●身長160cm前後。肩幅がなく小柄な印象。体重は見た目よりも更に軽い。力持ちの学生さんなら片手で持ち上がる。

●美術、音楽を含む芸術センスのほか、頭脳(知力)、運動神経(体力)、全てダメで成績は著しく悪い。

●鋼鉄の精神力だけが唯一のとりえ。裏付けの全くない自信に満ちあふれており、心が折れるということが無い。

●とにかく声がでかい。騒音というよりも、爆音とでも評した方がしっくりくる。また、実は拡声器を持っていない時のほうが出ている声は大きい。

●相手の耳元で最大音量で叫ぶ「天誅」という必殺技があり、相手の鼓膜を破壊し内耳にダメージを与えて平衡感覚を奪う事ができるようだが、禁じ手として自ら封印しており、使う事はほぼ無いようだ。

●芸術をこよなく愛するが、才能はまったくない。しかし本人は自分の作品を好いており、他人にも自作品を見せる、贈るなど積極的にしたがる。

●首筋の刺青は本人曰く「俺が描いたドラゴンの絵をそのまま彫ってもらった」らしいが、ものすごくヘタ。当人は大変気に入っていて、いままでで一番上手く描けたと吹聴する。

●思想は過激な個人主義的アナーキズム(無政府主義)で、政府も法律も必要ないと主張する。彼は団体での意思を認めていない。意思は個人にしか宿らないとし、国家は人間ひとりひとりごとに個別に構成すべきものと考える。
竹長 滅にとって、コミュニケーションとは俺国家と貴様国家の国交にほかならない。 一見すると俺ルールを他人に強要しているかのようにとられがちだが、「一般的にはこうだから」「常識で考えるとこうだから」ではなく対話の相手本人の意思であることが明白であれば、たとえ自分と正反対の意見であろうともそれを無視することは無い。
ただ、国交である限り通したい意思どうしのぶつかり合いになる事は当然と割り切っているため、双方納得いくまで対話、交渉、或いは戦うことも辞さず、決別する事もあるものと捉えている。
(※漫画「竹長 滅の収監」もお読みいただければわかりやすいかと思います)

●「○○するべき」という、ある特定の群れに属す人間が共同体として守るべきルールが竹長には適応されない(本人の頭の中では)。自分はどこの国家にも属していないという認識なので、ある国家のメンバー内でのみ適応される法律など自分には無意味だというのが竹長の主張。
囚われの身である事に関しても、穴に落ちたのと同じで物理的に出る方法がないだけの事と思っている。

●したがって、よく脱獄を企てる。企てるというよりもごく自然に
「銭湯に行くからだ!」
「なんとなくだ!」
「美術館にいく!」
「スケッチ旅行だ!」
「フフフ!特に意味はない!」
「お前は出かける時に必ず理由があってでかけるのか?」
「時計を買う!」
「今日は登山をするぞ!」
などの独自の理由でナチュラルに外に出ようとしてくる。

●あくまでも対等な個人として「おまえが脱走するとわたしの年俸が下がるので困るので止める」というような理由をちゃんと言うと
「なるほど納得できる!!」と喜んだのち、「だが俺にも外に出たい理由がある!よかろう…闘争だ!止めてみせろ!」となる。
喧嘩は大変弱いので、爆音の叫び声さえ我慢すれば止める事自体は簡単。

●現在2年生だが、3年の夏に唐突に脱獄に成功し、姿を消すようだ。

●あらゆる物事において「俺国家俺ルール」でフリーダムに活動するため、学年やクラスの縛りは彼にはあまり関係がない。授業中に他クラスに突然押しかけるなどもザラで、看守や教師たちからは完全に問題児扱いされている。

●常に全力投球。うるさくて愉しげ。

●相手のことは知っていれば下の名前で呼ぶ。名前を知らない場合は勝手な呼びたい名で呼んでくる。

●作品を褒められるとむちゃくちゃ喜ぶ。

●好きな食べ物はゴハンとパン。いっぱい食べるが全然体重が増えない。全てのカロリーが声となって外に出て行ってしまっているのではと思われるほど、軽い。爆音声を出すための構造で中が空洞になっているのではないかという説が飛び交うほど軽い。

●毎週木曜昼休みに定期演説会を行っているが、聴衆がいることはほとんどない。演説の最後は歌でシメるのがいつもの流れ。木曜以外でも気分が乗ると臨時演説会がいつでもどこでもはじまる。

◎ネタバレ部分(脱獄後の竹長がどうなるかについて、いずれ漫画で描くつもりではありますが、twitterなどでは既に呟いてしまっておりますので、もし知りたい方がいらっしゃいましたら こちら をご覧ください)

ツイッターログ、ネタバレ部分など含めた詳細メモがこちらにあります。必要であればご参照ください。
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